一度要介護認定されるといつまで有効なのか

認知症などで介護がなければとても一人では生活ができないと認定されると要介護認定となり、介護保険を適用した様々なサービスを受けることができます。
要介護度は1~5までありますが、人間の状態というのは常に一定というわけではないので、一度要介護認定されても、何年かたてば要支援となる、はたまたその逆だったり、要介護も要支援もなくなる場合もあります。
要介護や要支援がなくなるということは健康状態が良くなったと判断されたわけですから、決して悪いことではないのですが介護や支援が必要であると認定されている間は受けることができた介護保険のサービスが自治体に負担してもらう形では受けられなくなります。
状態を判断するために、一定の期間を空けて診断を行っています。ですから特に介護サービスを受けている人の身内はどれくらいの期間その診断の結果により認定された要介護度は有効であるのか、知っておく必要があります。

かなりばらつきのある要介護認定期間

要介護度が変わると、要介護度によって受けられるサービスに対して負担をしてもらえる金額が変わってきますので、介護をしている人にとっては切実な問題です。
そして1度要介護認定されてからそれが有効である期間というのは自治体によってかなりばらつきがあります。
新規申請だと原則としてはその有効期間は6か月と定められているのですが、有効期間として3~12か月の期間で設定してよいということになっています。原則以外の期間をわざわざ設定する自治体はあまりないので、原則の期間を覚えておけばよいとは思いますが、それでも自治体によってはばらつきがあるということを理解しておきましょう。
また一度認定されると、その後の原則期間は12か月ということになります。ただこの場合も3~24か月の間で自由に設定してもよいということになっています。
寝たきりで自力で動くことが困難だったり認知症で全く自分のことが分からない場合など要介護者の症状がある程度の期間を設けても変わらないだろうと判断されると、何度も診断してもあまり意味は無いので認定期間が長くなるかも知れません。
また逆に、手術して間もないなど短期間で健康状態が変動しそうだと判断されると、早めに状態を確認しておきたいから3か月ということになるかもしれません。
要介護の有効期間はそれぞれ設定できるので、個人によってばらつきがあるとあると理解しておきましょう。